○三面図とは?
・図面
図面は線・点・文字および記号などで構成され、品物の形状・大きさ・姿勢・位置、更
に面の肌・材料・加工方法などの情報を、一定の規約に従って正確・明瞭・簡潔に表し
たものである。図面は図で表された国際語で完全に描かれたものは、誰でも・どこでも
・いつでも同じ情報を確実、かつ容易に伝達することができる。また、その図面に示す
情報の保存・検索・利用も確実に行なうことができる。これらの特質から、図面は工業
の各分野はもちろん、一般社会にも広く利用される。
・三面図
三面図とは、図面の一種で品物の形状を前方、上方、側方の画面に正投影した図により
表したものである。投影図において品物の形状を表すには、外形線・隠れ線および中心
線の3種類を用いる。外形線は実線で描かれ、品物の外から見える部分である、面の端
や二面の交わった稜、曲面の限界を表す。隠れ線は点線で描かれ、品物の穴や溝のよう
に、外から見えない部分の形状を表す。中心線は一点鎖線で描かれ、円・球などの中心
および円筒・円錐などの対称形体の軸を表す。三面図はこれら三種類の図形線とその他
の線分(寸法線、寸法補助線、切断線など)によって構成される。
※本研究室で扱っている三面図は第三角法で描かれ、正面図・平面図・右側面図によっ
て品物形状を表している。また、物体形状を投影した図形線(外形線・隠れ線・中心
線)のみが描かれ、それ以外の線分は描き込まれていないものを使用している。
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